昨日は、米国市場がレイバーデイによる祝日により休場となったが、本日のアジア時間では金利が上昇し、原油は横ばい推移となっている。債券は売られ米10年債利回りは3.21%まで上昇しており、原油WTIは88.5ドル付近での推移だ。恐怖指数(VIX)は小幅に上昇し25.9となっている。BTCUSDは節目の2万ドルを突破できずに停滞しており、現在は19,722ドル付近での推移だ。
為替市場は、昨日最弱通貨となったニュージーランドドルが本日のアジア時間では健闘しており、NZドル円は昨日安値の85.169から86.030まで上昇している。テクニカル的には、NZドル円は4時間足20MAに下値を支えられる形で上昇しており、日足ベースでは75MAがボトムラインのサポートとなって反発しているため、しばらく上昇が継続するのか注目したい。
本日の指標は、15:00に独・製造業受注、17:30に英・建設業PMI、18:30に南ア・第2四半期GDP、20:00にメキシコ・総固定資産形成、22:45に米・サービス業PMI(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、24:30に米・1年債入札が発表予定となっている。上昇力が目立っているNZドルの方向性に注目したい。