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米国時間での指標発表の中ユーロの上昇は継続なるか

米国時間での指標発表の中ユーロの上昇は継続なるか

米国時間での指標発表の中ユーロの上昇は継続なるか
2022.08.30
本日のポイント
  1. 米・消費者信頼感指数
  2. 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。米2年債利回りは3.41%となる中、米10年債利回りが3.07%となっており、逆イールドが継続している。一方で、投資家心理を示す恐怖と欲望指数(Frea&Greed Index)は54まで上昇しており、投資家心理の楽観性が高まった。

為替市場は、本日ドイツの消費者物価指数発表があるユーロが強含んでおり、ユーロポンドは0.8483から0.8550まで60pips強の上昇となった。ユーロポンドは昨日の上昇により今月高値を更新。月末になりユーロが強含む展開となっているが、直近高値の0.8566に届く値動きとなるのか注視したいところだ。

本日の指標は、16:00にスイス・KOF先行指数、17:30に英・住宅ローン承認件数、英・消費者信用残高、21:00に独・消費者物価指数(速報値)、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、21:30に加・第2四半期経常収支、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、24:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。米国時間でのユーロの上昇に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。