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米・FOMC議事録公表で米ドルの強さに拍車はかかるのか

米・FOMC議事録公表で米ドルの強さに拍車はかかるのか

米・FOMC議事録公表で米ドルの強さに拍車はかかるのか
2022.08.17
本日のポイント
  1. 米・FOMC議事録公表
  2. 米・MBA住宅ローン申請指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは86.6ドルまで低下。商品市場が全般的に下落している。暗号資産は小幅上昇となっており、BTCUSDは24,004ドル付近での推移だ。日経平均は29,000円台に乗せ29,151円付近で推移している。

為替市場は、本日の米・FOMC議事録公表を前に米ドルが底堅い推移を見せており、米ドル円は132.963から134.683まで170pipsの上昇となった。本日のアジア時間では一時的に下落したものの、再び上方向を目指す値動きとなっているため、欧州時間にかけて上向くのか注目したい。

本日の指標は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、18:00に欧・第2四半期GDP、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・小売売上高、22:30に米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・企業在庫、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表が発表予定となっている。FOMC議事録公表による急激な値動きに警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。