昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続落となり、株安・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは94.0ドル付近で推移しており、本日のOPECプラス会合で供給見通しが減産されるかに注目が集まっている。日経平均は27,700ドル台での横ばい推移で、BTCUSDは22,800ドル台でのもみ合い相場だ。
為替市場は、ペロシ米下院議長が台湾を訪問している中、中国が台湾を取り囲む軍事演習を行ったとの報道で、一時的に円高となった。米ドル円は133.889から132.291まで約160pips下落。1日の変動幅が大きくなっている。米国時間にかけての指標発表により方向感が明確になるのか、米ドルの強弱性に注目したいところだ。
本日の指標は、15:00に独・貿易収支、15:30にスイス・消費者物価指数、16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、16:50に仏・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:30に米・週間原油在庫、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24:45に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。米国時間の要人発言により米ドルに影響が生じるのか、慎重に静観したい。