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米失業率は前回の3.6%を下回るのか

米失業率は前回の3.6%を下回るのか

米失業率は前回の3.6%を下回るのか
2022.06.03
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・ISM非製造業景気指数

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が揃って上昇となり、株高・金利横ばい・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは116ドル付近での横ばい推移が継続している。昨日のOPECプラスでは「増産ペースを拡大する」ことが合意され、7-8月は日量64.8万バレルの増産見通しとなることが発表された。

為替市場は、米ドルが対円で拮抗状態となり、米ドル円は129.51から130.13の間でレンジ推移となった。本日発表予定の米・雇用統計では、失業率予想が3.5%となっているため、まずは前回値の3.6%から低下するのかに注目したい。また、雇用統計発表直後のボラティリティに注意したい。

本日の指標は、15:00に独・貿易収支、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、16:00にトルコ・消費者物価指数、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、18:00に欧・小売売上高、21:30に米・雇用統計、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景気指数、23:30に米・ブレイナードFRB副議長の発言がある予定だ。米雇用統計の結果に十分注意しつつ、米ドルの値動きを注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。