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議事録公表による急激な値動きに警戒か

議事録公表による急激な値動きに警戒か

議事録公表による急激な値動きに警戒か
2022.05.25
本日のポイント
  1. 米・FOMC議事録公表
  2. 欧・ECB金融安定報告書公表

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。ゴールドは続伸し、1,868ドルまで上昇。現在は1,860ドル付近となっている。恐怖指数(VIX)は約3%上昇し、29.4付近での推移だ。

為替市場は、上昇していたユーロが本日のアジア時間で失速しており、ユーロ豪ドルは昨日上昇分を本日すべて相殺し、現在は1.506付近で推移している。ユーロ豪ドルは、日足にて上値を切り下げる状況になりつつあるため、本日から週末にかけての値動きを慎重に注視したいところだ。

本日の指標は、15:00に独・第1四半期GDP、17:00に欧・ECB金融安定報告書公表、欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:05に日・黒田日銀総裁の発言、21:30に米・耐久財受注、23:30に米・週間原油在庫、24:15に英・テンレイロMPC委員の発言、25:15に米・ブレイナード次期FRB副議長の発言、26:00に米・5年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。各国の議事録内容に十分注意しつつ、次回利上げ観測による急激な値動きに警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。