昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。一時的に100ドルを割り込んでいた原油WTIは、104ドルまで回復している。しかしながら、暗号資産の下落は止まらず、BTCUSDは28,100ドル台となり今年安値を更新している。
為替市場は、円が買い戻され全般的にクロス円が下落基調となっている。ユーロ円は137.69から136.17まで150pipsほど下落。本日のアジア時間では136.10をタッチし、今月安値を更新した。ユーロ円は日足200EMAに下値を支えられる形で反発が入っているため、136.10ラインがサポートとして機能するのか慎重に注視したい。
本日の指標は、15:00に英・第1四半期GDP(速報値)、英・鉱工業生産、英・貿易収支、15:30にスイス・生産者輸入価格、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:35に加・グラベルBOC副総裁の発言、26:00に米・30年債入札、29:00に米・デイリーサンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。買い戻されている円の動向に注視したい。