昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がFOMCのパウエルFRB議長の会見後に急騰し、株高・金利安・原油高のリスクオンムードとなった。市場予想よりも緩やかな利上げペースになる可能性を市場が好感し、株価上昇となった。原油WTIは108.6ドルまで4.8%以上の高騰となっている。
為替市場は、本日政策金利発表が行われるポンドが失速しており、ポンド米ドルが1.263から1.255まで90pipsほど下落している。本日の政策金利は1.00%に利上げされることが予想されており、市場予想通りとなれば、更なる下落に警戒したいところだ。
本日の指標は、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、16:00にトルコ・消費者物価指数、17:30に英・サービス業PMI、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、20:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、米・チャレンジャー人員削減予定数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第1四半期非農業部門労働生産性がある予定だ。ベイリーBOE総裁の会見内容に十分注意したい。