昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。コモディティが下落しており、シルバー・ゴールドともに約1%値を下げ、ゴールドは1,880ドル台での推移だ。半導体指数(SOX)は2,894へと小幅に下落している。
為替市場は、本日のアジア時間で行われた日銀金融政策決定会合にて、大規模金融緩和の維持が発表されたことを受け、クロス円が1円以上の急騰となり米ドル円は今年高値を更新、129.87を記録した。節目の130円に迫る勢いで上昇しており、130円突破は時間の問題となる可能性が高い。
本日の指標は、16:00にトルコ・経済信頼感、17:00に欧・ECB月例報告、21:00に独・消費者物価指数(速報値)、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第1四半期GDP、米・個人消費、米・コアPCEデフレーター、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札が予定されている。米国時間での重要指標に注意しつつ、米ドル円の上値余地を静観したい。