昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。米10年債利回りは2.94%まで上昇。原油WTIは102ドルまで4.5%ほどの下落となっている。上昇していた大豆などの食品も反落傾向がみられる。
為替市場は、昨日時点で2円以上の円安となったが、本日のアジア時間で反落傾向が見られ、米ドル円・ポンド円などが下落している。ポンド円は168.42から167.06まで下落。4時間足の10MAに下値を支えられる形で方向感を探る値動きとなっている。
本日の指標は、18:00に欧・鉱工業生産と貿易収支、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、加・消費者物価指数、加・住宅価格指数、23:00に米・中古住宅販売件数、米・週間原油在庫、米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、24:30に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が控えている。米国時間にかけての要人発言に注意しつつ、通貨強弱を見極めたい。下落しているクロス円の動向に注目したい。