昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って小幅に続落となり、株安・金利横ばい・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは107.8ドル付近での横ばい推移となっており、ゴールドは1,998ドルまで上昇したあと反落している。商品市場では大豆・小麦などが上昇傾向となっている。
為替市場は、本日のアジア時間で全てのクロス円が上昇となり、円売り基調が展開されている。ウクライナ情勢が第2フェーズへと突入し、地政学リスクが高いユーロだが、対円では勢力を維持しており、ユーロ円は2015年8月以来の138円台へと突入した。現在のユーロ円は138.15付近で推移している。
本日の指標は、21:15に加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、22:00に加・中古住宅販売件数、25:05に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、25:30にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言がある予定だ。一貫した円売りが止まらない為替市場が、米国時間にかけてどう動くのかしっかりと注目したい。