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ポンド豪ドルの下落は一旦調整入りとなるか

ポンド豪ドルの下落は一旦調整入りとなるか

ポンド豪ドルの下落は一旦調整入りとなるか
2022.04.11
本日のポイント
  1. 米・3年債入札
  2. 米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの値動きとなり、株価横ばい・金利高・原油横ばいの相場展開となった。ロシア軍がウクライナ東部で大規模な軍事行動を展開する可能性があることが報道され、市場は方向感を探る値動きとなっている。小麦などの食料価格は高騰が止まらず、小麦は1ブッシェル1,072ドル付近での推移だ。

為替市場は、対オセアニアで下落基調が継続していたポンド豪ドルが、週足下限ラインの1.717で反発が入り、現在は1.748付近で推移している。今年1月28日のトップから2,000pipsの下落となっていたが、一旦は反発し落ち着きが見られそうだ。

本日の指標は、15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、16:00にトルコ・経常収支と失業率、22:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・ボウマンFRB理事の発言、米・ウォラーFRB理事の発言、25:40に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札が発表される予定だ。週明けの為替市場がどう変化するのか、通貨強弱を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。