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週末のポジション調整による突発的な値動きに警戒か

週末のポジション調整による突発的な値動きに警戒か

週末のポジション調整による突発的な値動きに警戒か
2022.04.08
本日のポイント
  1. 欧州時間での指標発表はない
  2. 米・卸売在庫(確報値)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って引けにかけて上昇し、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは96.3ドルまで下落。地政学リスクが長引く中、コモディティ価格が横ばい推移となっている。

為替市場は、昨日発表された欧・ECB理事会議事要旨の内容が、「利上げ条件が満たされている」と比較的タカ派寄りだったことから、昨日の米国時間でユーロ円が急伸。134.40から一時135.51まで上昇した。しかし上昇は継続せず、結局往って来い相場となり、本日のアジア時間では昨日安値を下回る134.34をタッチした。

本日の指標は、21:30に加・失業率と雇用ネット変化、23:00に米・卸売在庫(確報値)が発表予定となっている。上下動を繰り返しているクロス円が、週末の本日大きく動くのか慎重に判断したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。