先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油高のリスクオンムードとなった。原油WTIは節目の100ドルを割り込み、99.4ドル付近で推移している。一時47,000ドルまで上昇していたBTCUSDは一旦調整局面に入り、45,870ドル付近となっている。
為替市場は、調整していたクロス円が再び上昇を試みており、本日のアジア時間ではポンド円が160.31から161.01まで上昇している。テクニカル的には、ポンド円は時間足200EMAと4時間足20MAに下値を支えられる形でサポートが入っているため、このまま上昇が継続するのか慎重に判断したいところだ。
本日の指標は、15:00に独・貿易収支、16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、18:05に英・ベイリーBOE総裁の発言、21:30に加・住宅建設許可、23:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、米・製造業受注指数が発表される予定だ。今週の米・FOMC議事録公表や豪・政策金利発表を控え、各国通貨がどのように動くのかしっかりと見極めたい。