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米・ボウマンFRB理事の発言内容に注意か

米・ボウマンFRB理事の発言内容に注意か

米・ボウマンFRB理事の発言内容に注意か
2022.02.21
本日のポイント
  1. 独・製造業/サービス業PMI
  2. 米・ボウマンFRB理事の発言

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。リスク回避資産とされるゴールドは、本日のアジア時間で1,908ドルの今年高値を更新後に反落している。先週末金曜日に発表された米・1月景気先行指数は、0.2%の市場予想に対しマイナス0.3%となり経済の成長減速が示唆された。

為替市場は、米インフレ圧力下での政策金利上昇予測と、ロシアによるウクライナ侵攻報道の板挟みとなり、クロス円は方向感を示さない「往って来い相場」となっており、レンジ相場が1週間ほど継続している。そんな中、今週23日の政策金利発表を控えたニュージーランドドル円がわずかに上昇基調となっており、現在77.23付近で推移しているため、緩やかに上昇となるのか注目したい。

本日の指標は、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、25:15に米・ボウマンFRB理事の発言が行われる予定だ。また、本日は米国が休場のため、ボラティリティの低下を警戒しつつ、米・ボウマンFRB理事の発言内容にも注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。