昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が祝日により休場となり、金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは58.3ドル付近での横ばい推移となっている一方、天然ガスは前日から約0.36%下落。3.89ドル台へと値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、プラチナが高騰した一方で、パラジウムは引き続き下落した。7.03%低下し1,904ドル台で推移した。
為替市場は、円が強含みスイスフランが弱含んだ。フラン円は198.366から197.317まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では、史上最高値更新にてボリンジャーバンド+2σからの反落となっており、日足ではRSI70付近を維持している。なお本日のアジア時間では下値が限定され、再び反発の値動きを見せている。
本日の指標は、8:30に日・東京都区部消費者物価指数、日・失業率、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・百貨店/スーパー販売額が予定されている。この他に欧州時間/米国時間での要人発言や重要指標は予定されていない。対円で下落したスイスフランが上値更新を再びするのか、方向性に警戒したい。