昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは58.4ドル付近での小動きにとどまった。一方の天然ガスは前日から約3.39%低下。3.76ドル台まで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下げ幅が目立ったパラジウムは、前日から9.31%急落。1,806ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、クリスマスによる短縮取引となる中、日本円が米国時間で強含んだ。ポンド円は211.103から210.040まで下落。時間足20MAに沿って75MA直下まで値を下げた。4時間足では、サポートされていた20MAを割り込みつつあり、日足では年初来高値圏更新からの反落が入っている状況だ。
本日の指標は、8:50に日・対外/対内証券投資、12:30に日・植田日銀総裁の発言、14:00に日・住宅着工件数、日・建設工事受注が予定されている。なお本日はクリスマスにより欧米やシンガポール等大半の主要国が休場となる。各国が祝日となる中での通貨強弱を慎重に静観したい。