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最弱となった米ドルが下値を下げていくのか米国時間での値動きに注意か

最弱となった米ドルが下値を下げていくのか米国時間での値動きに注意か

最弱となった米ドルが下値を下げていくのか米国時間での値動きに注意か
2025.12.23
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本日のポイント
  1. 豪・RBA議事録公表
  2. 米・鉱工業生産

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは57.8ドルまで約1.17%高騰した。一方の天然ガスは前日から約11.2%急落。3.61ドル台へと値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したプラチナは、前日比プラス5.57%の2,210ドル台をタッチした。

為替市場は、週明けのアジア時間から米国時間にかけて米ドルが最弱となった。豪ドル米ドルは0.6604から0.6660まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが見られた。4時間足では、RSIが43から71まで高騰。ボリンジャーバンドが収縮局面から急拡大している。なお日足では20MAが下値支持線となり大きな反発上昇が入っている最中だ。

本日の指標は、9:30に豪・RBA議事録公表、15:00に日・工作機械受注、16:00に独・輸入物価指数、22:30に米・実質GDP、米・コアPCEデフレーター、加・実質GDP、米・鉱工業生産、米・設備稼働率、24:00に米・新築住宅販売件数、米・リッチモンド連銀製造業活動指数、米・カンファレンスボード消費者信頼感指数、27:00に米・5年債入札が発表予定となっている。最弱となった米ドルが下値を下げていくのか、米国時間での値動きに注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。