昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは57.8ドルまで約1.17%高騰した。一方の天然ガスは前日から約11.2%急落。3.61ドル台へと値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したプラチナは、前日比プラス5.57%の2,210ドル台をタッチした。
為替市場は、週明けのアジア時間から米国時間にかけて米ドルが最弱となった。豪ドル米ドルは0.6604から0.6660まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが見られた。4時間足では、RSIが43から71まで高騰。ボリンジャーバンドが収縮局面から急拡大している。なお日足では20MAが下値支持線となり大きな反発上昇が入っている最中だ。
本日の指標は、9:30に豪・RBA議事録公表、15:00に日・工作機械受注、16:00に独・輸入物価指数、22:30に米・実質GDP、米・コアPCEデフレーター、加・実質GDP、米・鉱工業生産、米・設備稼働率、24:00に米・新築住宅販売件数、米・リッチモンド連銀製造業活動指数、米・カンファレンスボード消費者信頼感指数、27:00に米・5年債入札が発表予定となっている。最弱となった米ドルが下値を下げていくのか、米国時間での値動きに注意したい。