昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは56.3ドルまで約2.11%低下。天然ガスにいたっては前日から4.64%急落。3.98ドル台へと推移した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下げ幅が目立った銅は、前日比マイナス1.08%の5.34ドル台まで値を下げた。
為替市場は、昨日発表された加・11月住宅着工件数が、前月の23.2万件から25.4万件に上振れたにも関わらず、加ドルが対円で下落した。加ドル円は113.288から112.478まで下落。時間足20MAに沿っての下降トレンドが発生した。4時間足では、すでにボリンジャーバンド+2σからの反発が入っており、日足では今年高値圏からの反落途中となっている。
本日の指標は、8:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、16:00に英・失業率、17:15に仏・製造業/非製造業PMI、17:30に独・製造業/非製造業PMI、18:00に欧・製造業/非製造業PMI、18:30に英・製造業/非製造業PMI、19:00に欧・ZEW景況感調査、独・ZEW景況感調査、22:30に米・雇用統計、米・小売売上高、23:45に米・製造業/非製造業PMI、24:00に米・企業在庫、26:45に加・マックレムBOE総裁の発言が予定されている。指標上振れも対円で下落した加ドルの下値余地に注目したい。