先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは57.3ドルまで約1.1%低下。天然ガスも同様に下落し、前日から2.7%低下。4.10ドル台へと落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上げ幅が目立ったプラチナは前日比プラス3.25%の1,764ドル台で着地した。
為替市場は、豪ドルが米国時間で最弱となった。豪ドル円は104.046から103.326の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では、20MAより上位水準を維持しているもののRSIとローソク足がダイバージェンスを起こしており、日足ではボリンジャーバンド+3σからの反落が入っているところだ。
本日の指標は、8:50に日・日銀短観、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、13:30に日・第3次産業活動指数、19:00に独・鉱工業生産、22:15に加・住宅着工件数、加・製造業売上高、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数、加・消費者物価指数、23:30に米・ミランFRB理事の発言、24:00に米・NAHB住宅市場指数、24:30に米・ウィリアムズNY連銀総裁の発言が予定されている。対円で下落したオセアニア通貨が週明けの米国時間でも弱含むのか、注目したい。