昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは58.0ドルまで約0.33%下落。天然ガスにいたっては前日から7.14%急落。4.22ドル台へと低下した。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったプラチナは、前日から2.67%高騰。1,723ドル台を回復した。
為替市場は、昨日発表された豪・11月雇用統計にて、失業率が前月の4.3%と変わらなかったことで、豪ドルが対米ドルで下落した。豪ドル米ドルは0.6678から0.6625まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では、10MAに下値をサポートされつつ上値が重い状況となっており、日足ではボリンジャーバンド+2σからの反落が入っている。
本日の指標は、13:30に日・鉱工業生産、16:00に英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・GDP、英・商品貿易収支、独・消費者物価指数、16:45に仏・消費者物価指数、22:00に米・ポールソン:フィラデルフィア連銀総裁の発言、22:30に加・卸売売上高、加・住宅建設許可、加・第3四半期設備稼働率、米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、24:35に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。対米ドルで下落した豪ドルが上値を回復させるのか、方向性を注視したい。