昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは58.7ドルまで約2.38%低下。天然ガスにいたっては、前日から6.71%急落。4.84ドル台まで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下げ幅が目立ったプラチナは、前日から約0.66%低下。1,662ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、本日のRBA政策金利発表にて市場予想通り政策金利が3.60%の据え置きとなったことで、豪ドルが対円で上昇した。豪ドル円は102.832から103.370まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが見られた。4時間足では、時間足同様の値動きが見られており、日足ではボリンジャーバンド+2σまでローソク足が到達。日足RSIも69まで高騰している。
本日の指標は、9:30に豪・NAB企業景況感指数、12:30に豪・RBA政策金利と声明発表、13:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、14:30に日・植田日銀総裁の発言、15:00に日・工作機械受注、16:00に独・貿易収支、17:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、18:00に日・植田日銀総裁の発言、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数、24:00に米・JOLTS求人、米・景気先行指数、27:00に米・10年債入札、28:10にNZ・ブレマンRBNZ総裁の発言が予定されている。上昇した豪ドル円の上値余地に注目したい。