昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは58.5ドルまで約1.51%低下。天然ガスも同様に下落となり、前日から約0.78%落ち込み4.85ドル台で推移した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上げ幅が目立ったパラジウムは、前日比プラス3.83%の1,523ドル台まで回復した。
為替市場は、一昨日の円高から一転。日本円が終日最弱となった。フラン円は193.060から194.137まで上昇。時間足20MAに沿って値を上げた。4時間足では、ボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足では史上最高値更新からの反落が20MAにサポートされる形で下げ止まっている。
本日の指標は、7:00に豪・ブロックRBA総裁の発言、9:30に豪・実質GDP、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:15に米・ADP雇用者数、22:30に米・輸入物価指数、加・労働生産性、欧・ラガルドECB総裁の発言、23:15に米・鉱工業生産、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ISM非製造業景気指数、24:30に米・週間原油在庫が発表予定となっている。依然上昇トレンドが継続しているフラン円の上値余地に十分警戒したい。