昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が祝日により休場となり、金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは59.0ドルまで前日から約1.09%回復。天然ガスも小幅上昇が見られ、前日比プラス0.54%の4.67ドル台へと推移した。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日比プラス2.36%の54.1ドル台を回復した。
為替市場は、米国市場が祝日となったこともあり、米ドルが対円で凪推移となった。米ドル円は155.719から156.447の間で移行。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では、75MAに下値を支持されつつ上向いており、日足では10MAがサポートとして機能。今年9月からの上昇トレンドが崩れずにいる状況だ。
本日の指標は、8:30に日・東京都区部消費者物価指数、日・失業率、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、9:30に豪・民間部門信用、14:00に日・住宅着工戸数、16:00に独・小売売上高、16:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、仏・第3四半期GDP、17:00にスイス・KOF先行指数、スイス・第3四半期GDP、17:55に独・失業率、19:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:00に独・消費者物価指数、22:30に加・GDPが発表予定となっている。横ばい推移となった米ドル円が方向性を示すのか、米国時間での値動きに注意したい。