昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは59.5ドルまで約1.7%下落。一方の天然ガスは前日から3.08%高騰。4.75ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が上昇となり、唯一下落したパラジウムは、前日から1.49%低下。1,408ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、昨日発表されたNZ・第3四半期生産者物価指数(PPI)が、前期比で0.6%と変わらなかったにも関わらず、NZドルが終日弱含んだ。しかしながらNZドルは円に対し上昇。NZドル円は一時87.408まで下落したものの、結局88.096まで値を上げた。日足ではすでに今月高値を更新しており、先月高値に迫る勢いで本日のアジア時間でも上伸している。
本日の指標は、8:50に日・対外/対内証券投資、16:00に独・生産者物価指数、スイス・貿易収支、19:00に欧・建設業生産高、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・鉱工業製品価格、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・雇用統計、22:50に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、23:30に米・バーFRB理事の発言、24:00に米・中古住宅販売件数、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、米・クックFRB理事の発言が予定されている。対円で上昇したNZドルの上値余地に警戒したい。