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高値更新中の加ドル円が上値を更新するのか米国時間での方向性を静観か

高値更新中の加ドル円が上値を更新するのか米国時間での方向性を静観か

高値更新中の加ドル円が上値を更新するのか米国時間での方向性を静観か
2025.11.19
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本日のポイント
  1. 豪・Westpac先行指数
  2. 日・工作機械受注

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは60.5ドルまで約1.85%上昇。天然ガスにいたっては前日から6.10%高騰。4.60ドル台で推移した。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の目立ったシルバーは、前日比プラス3.22%の51.3ドル台まで値が伸びた。

為替市場は、昨日発表された加・10月住宅着工件数が、前月の27.9万件から23.2万件となり市場予想の26.8万件を大幅に下振れたにも関わらず、加ドルが米国時間で最強となった。加ドル円は110.135から111.445まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では、ボリンジャーバンド+3σまで価格が到達しており、日足では今年高値を更新した。

本日の指標は、6:45にNZ・生産者物価指数、8:30に豪・Westpac先行指数、8:50に日・通関ベース貿易収支、日・工作機械受注、9:30に豪・賃金指数、16:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、18:00に欧・経常収支、19:00に欧・消費者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、24:00に米・ミランFRB理事の発言、27:00に米・20年債入札、28:00に米・FOMC議事録公表が発表予定となっている。高値更新中の加ドル円が上値を更新するのか、米国時間での方向性を静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。