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もっとも強含んだ米ドルが勢力を維持するのか米国時間での値動きに注意か

もっとも強含んだ米ドルが勢力を維持するのか米国時間での値動きに注意か

もっとも強含んだ米ドルが勢力を維持するのか米国時間での値動きに注意か
2025.11.18
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本日のポイント
  1. 豪・RBA議事録公表
  2. 米・設備稼働率

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは59.4ドルまで小幅上昇。一方の天然ガスは前日から約2.60%低下。4.34ドル台へと移行した。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったシルバーは、前日比マイナス2.40%の49.6ドルへと反落した。

為替市場は、昨日発表された米・11月NY連銀製造業景気指数が、前月の10.7から市場予想の6.0を大幅に上振れ18.7となったことで、米ドルが米国時間で最強となった。米ドル円は154.430から155.307まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、ボリンジャーバンド+3σまで到達。日足では時間足同様10MAに沿っての上昇トレンドが先月から継続しているところだ。

本日の指標は、9:30に豪・RBA議事録公表、15:30に日・高市首相と植田日銀総裁の会談、22:00に英・ピルMPC理事の発言、22:15に加・住宅着工件数、22:30に米・輸入物価指数、23:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、24:00に米・製造業受注、米・NAHB住宅市場指数、24:30に米・バーFRB理事の発言、25:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に英・ディングラMPC委員の発言が発表予定となっている。もっとも強含んだ米ドルが勢力を維持するのか、米国時間での値動きに注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。