loading
search

最弱となったポンドが欧州時間で回復を見せるのか値動きを注視か

最弱となったポンドが欧州時間で回復を見せるのか値動きを注視か

最弱となったポンドが欧州時間で回復を見せるのか値動きを注視か
2025.11.17
NEW
本日のポイント
  1. 日・実質GDP
  2. 英・ライトムーブ住宅価格

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは節目の60ドル台を維持し60.1ドル付近で推移。一方の天然ガスは前日から約2.09%低下。4.50ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったシルバーは、前日から3.71%低下。50.5ドル台へと値が戻った。

為替市場は、終日ポンドが最弱となった。ポンド円は203.941から202.350まで下落。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では、一時的に20MAを下回りつつも75MAで反発が入り、日足ではボリンジャーバンド+2σからの反落が入る形となった。なお月足では、RSIが65へと上昇している最中だ。

本日の指標は、8:50に日・実質GDP、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、13:30に日・鉱工業生産、22:15に加・住宅着工件数、22:20に英・マンMPC委員の発言、22:30に加・国際証券取扱高、米・NY連銀製造業景気指数、加・消費者物価指数、23:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:30に米・ジェファーソン:FRB副議長の発言、24:00に米・建設支出が発表予定となっている。最弱となったポンドが欧州時間で回復を見せるのか、値動きを注視したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。