昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは58.3ドルまで約3.99%低下。天然ガスも同様に下落し、前日から約1.29%低下。4.51ドル台で推移した。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日比プラス6.18%の54.2ドル台まで回復した。
為替市場は、スイスフランが米国時間で最強となった。フラン円は192.274から194.217まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが継続しており、日足ではボリンジャーバンド+3σまで到達。RSIが買われすぎラインの70まで上昇している状況だ。
本日の指標は、8:50に日・国内企業物価指数、9:01に英・RICS住宅価格、9:30に豪・失業率、16:00に英・第3四半期GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、16:30にスイス・生産者輸入価格、18:00に欧・ECB月例報告、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に英・グリーンMPC委員の発言、22:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、24:30にカシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、26:00に米・週間原油在庫、27:00に米・30年債入札が発表予定となっている。史上最高値の更新が止まらないフラン円の上値余地に十分警戒したい。