昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは節目の60ドル台を回復。60.9ドルまで値が戻った。天然ガスにいたっては前日から3.54%高騰。4.53ドル台まで回復した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上げ幅が目立ったパラジウムは、前日から1.41%上昇。1,473ドル台へと移行した。
為替市場は、スイスフランが終日最強となった。フラン円は190.815から192.680まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが継続しており、日足では3日続伸。RSIが49から65まで高騰している。なお週足ではボリンジャーバンド+2σ付近にて最高値を更新している最中だ。
本日の指標は、12:25に米・バーFRB理事の発言、15:00に日・工作機械受注、16:00に独・消費者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:05に英・ピルMPC理事の発言、22:30に加・住宅建設許可、23:20に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、24:00に米・ポールソン:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24:20に米・ウォラーFRB理事の発言、26:30に米・ミランFRB理事の発言、27:00に米・10年債入札が発表予定となっている。上昇が止まらないスイスフランの上値余地に警戒したい。