昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは59.9ドル付近で推移。一方の天然ガスは前日から約2.51%低下。4.35ドル台まで値を下げた。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日から3.57%上昇。50.9ドル台まで高騰した。
為替市場は、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は153.403から154.244まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、75MAが下値支持線となり価格が反発しており、日足では10MAにサポートされつつ上向いていることろだ。なお本日のアジア時間では今月高値を更新しているため、米国時間での米ドルの上伸性に注意したい。
本日の指標は、8:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、8:50に日・貿易収支、9:30に豪・NAB企業景況感、14:00に日・景気ウォッチャー調査、16:00に英・失業率、17:30に英・グリーンMPC委員の発言、19:00に独・ZEW景況感調査、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数が発表予定となっている。対円で強含んでいる米ドルの上伸性に注意したい。