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最弱となったスイスフランが回復を見せるのか欧州時間での値動きに注目か

最弱となったスイスフランが回復を見せるのか欧州時間での値動きに注目か

最弱となったスイスフランが回復を見せるのか欧州時間での値動きに注目か
2025.11.03
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本日のポイント
  1. 米・クックFRB理事の発言
  2. 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは61.3ドルまで上昇。天然ガスもわずかに高騰し、前日から1.25%上昇。4.12ドル台へと上向いた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下落幅が目立ったパラジウムは、前日から2.29%低下。1,461ドル台へと下落した。

為替市場は、スイスフランが米国時間で最弱となった。米ドルフランは0.8008から0.8051まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、10MAに沿ってRSIが70まで高騰しており、日足ではボリンジャーバンド+2σまでローソク足が戻ってきているところだ。

本日の指標は、6:45にNZ・住宅建設許可件数、9:30に豪・住宅建設許可件数、16:30にスイス・消費者物価指数、17:30にスイス・製造業PMI、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、24:00に米・ISM製造業景況指数、26:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27:30に加・マックレムBOC総裁の発言、28:00に米・クックFRB理事の発言が予定されている。最弱となったスイスフランが回復を見せるのか、欧州時間での値動きに注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。