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BOJ政策金利据え置きにて最弱となった日本円が回復するのか方向性を注視か

BOJ政策金利据え置きにて最弱となった日本円が回復するのか方向性を注視か

BOJ政策金利据え置きにて最弱となった日本円が回復するのか方向性を注視か
2025.10.31
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本日のポイント
  1. 日・東京消費者物価指数
  2. 独・輸入物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利横ばい・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは60.1ドル付近での小動きに留まっている一方、天然ガスは前日から6.17%高騰。4.07ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、唯一下落した銅は、前日比マイナス1.80%の5.11ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、昨日行われた日銀金融政策決定会合にて、市場予想通り政策金利が0.50%に据え置かれたことで、米ドルがアジア時間から米国時間にかけて終日弱含んだ。米ドル円は152.155から154.457まで上昇。時間足200SMAが下値支持線となり上昇トレンドが発生した。4時間足では、RSIが73まで到達。日足ではすでに今月高値を更新している。

本日の指標は、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、9:30に豪・生産者物価指数、14:00に日・住宅着工件数、16:00に独・輸入物価指数、独・小売売上高、英・ネーションワイド住宅価格、19:00に欧・消費者物価指数、21:00に南ア・貿易収支、21:30に加・実質GDP、22:30に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数が発表予定となっている。BOJ政策金利据え置きにて最弱となった日本円が回復するのか、方向性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。