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上昇した加ドルの勢力が維持されるのか方向性に注意か

上昇した加ドルの勢力が維持されるのか方向性に注意か

上昇した加ドルの勢力が維持されるのか方向性に注意か
2025.10.22
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本日のポイント
  1. 米・週間原油在庫
  2. 南ア・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは58.2ドルまで約1.90%回復。天然ガスにいたっては前日から3.94%高騰。3.53ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったプラチナは、前日から5.51%急落。1,540ドル台まで低下した。

為替市場は、CPI発表があり、前年比で0.5%ほど前月から上昇したことで、加ドルが米国時間で最強となった。米ドル加ドルは1.4065から1.4003まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-3σまで低下した。4時間足では、20MAに沿っての下降トレンドに入りつつあり、日足では、上抜けていた200SMAへのリテストが発生している最中だ。

本日の指標は、7:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、8:50に日・通関ベース貿易収支、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:25に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:30に米・週間原油在庫、25:35に米・バーFRB理事の発言、26:00に米・20年債入札が予定されている。上昇した加ドルの勢力が維持されるのか、方向性に注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。