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強含んだオセアニア通貨が米国時間でも勢力を維持するのか静観か

強含んだオセアニア通貨が米国時間でも勢力を維持するのか静観か

強含んだオセアニア通貨が米国時間でも勢力を維持するのか静観か
2025.10.21
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本日のポイント
  1. 加・消費者物価指数
  2. 独・ナーゲル独連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは56.8ドルまで約0.34%低下。一方の天然ガスは、前日から約7.75%ほど急騰し、3.39ドル台を回復した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下げ幅が目立ったシルバーは、前日から1.19%低下。51.6ドル台で推移した。

為替市場は、アジア時間終盤から米国時間にかけて、オセアニア通貨が最強となった。豪ドル米ドルは0.6485から0.6520まで上昇。時間足20MAに沿って200SMA直下まで値が伸びた。4時間足では、ボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足では200EMAが下値支持線となり価格上昇が見られている。

本日の指標は、15:00にスイス・貿易収支、日・工作機械受注、20:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:30に加・消費者物価指数、22:00に米・ウォラーFRB理事の発言、翌7:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言が予定されている。これ以外の大きな要人発言や重要指標は予定されていない。強含んだオセアニア通貨が米国時間でも勢力を維持するのか、方向性を慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。