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日本・米国市場が休場となる中でのボラティリティ上昇に要警戒か

日本・米国市場が休場となる中でのボラティリティ上昇に要警戒か

日本・米国市場が休場となる中でのボラティリティ上昇に要警戒か
2025.10.13
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本日のポイント
  1. 日本市場・米国市場が休場
  2. 英・マンMPC委員の発言

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅下落となり、株安・金利安・原油安のトリプル安相場となった。原油WTIは前日から6.00%下落し、節目の60ドルを下抜け57.9ドルまで急落。天然ガスも同様に下落し、前日から3.21%低下。3.13ドル台へと値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下落幅が目立った銅は、前日比マイナス5.86%の4.87ドル台で推移した。

為替市場は、トランプ米大統領が中国への100%追加関税について言及したことで、株式市場・米ドルともに下落となり、ユーロ米ドルは1.1554から1.1630まで上昇した。時間足では、RSIが22から66まで高騰。4時間足では、ボリンジャーバンド-2σからの反発が入り中心線まで回帰した。日足では大きく下抜けていた75MAラインまでローソク足が回復しており、週足では20MAのサポートラインを死守している。

本日の指標は、20:05に英・グリーンMPC委員の発言、25:55に米・ポールソン:フィラデルフィア連銀総裁の発言、28:10に英・マンMPC委員の発言が予定されている。それ以外の重要指標は予定されていない。また、本日は日本市場と米国市場が祝日により休場となっている。日本・米国市場が休場となる中でのボラティリティ上昇に十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。