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対米ドルで下落したユーロが回復するのか欧州時間での値動きに注目か

対米ドルで下落したユーロが回復するのか欧州時間での値動きに注目か

対米ドルで下落したユーロが回復するのか欧州時間での値動きに注目か
2025.10.09
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本日のポイント
  1. 米・卸売在庫
  2. 英・RICS住宅価格指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは61.9ドルまで低下。天然ガスにいたっては、前日から5.29%急落し、3.32ドル台へと移行した。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、上げ幅が目立ったパラジウムは、前日比プラス6.30%の1,477ドル台まで値を上げた。

為替市場は、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.1660から1.1598まで下落。時間足20MAに上値を抑えられる形で値を下げた。4時間足では、10MAに沿っての下降トレンドが発生しており、RSIが28まで低下。日足では、75MAの下値サポートラインを割り込むかの瀬戸際に位置している。なお、週足ではすでに10MAのサポートラインを割り込んでいるため、欧州時間での方向性に注意したい。

本日の指標は、8:01に英・RICS住宅価格指数、8:50に日・対外/対内証券投資、15:00に独・貿易収支、17:30に英・マンMPC委員の発言、20:00に南ア・製造業生産高、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に米・パウエルFRB議長の発言、21:35に米・ボウマンFRB副議長の発言、25:45に米・バーFRB理事の発言、26:00に米・30年債入札、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:45に米・ボウマンFRB副議長の発言が予定されている。対米ドルで下落したユーロが回復するのか、欧州時間での値動きに注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。