昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは62.1ドルまで約0.72%上昇。天然ガスにいたっては前日から3.99%高騰。3.51ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上昇が目立ったパラジウムは、前日から2.57%上昇。1,386ドル台へと移行した。
為替市場は、米ドル高・日本円安相場となった。米ドル円は150.171から152.045まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが継続した。4時間足では、RSIが79まで高騰しており、日足ではボリンジャーバンド+3σまで到達している。なお、週足では今年2月以来の高値水準まで円安が進行している状況だ。
本日の指標は、8:30に日・毎月勤労統計、8:50に日・国際収支、14:00に日・景気ウォッチャー調査、15:00に独・鉱工業生産、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、22:30に米・バーFRB議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:00に英・ピルMPC委員の発言、26:00に米・10年債入札27:00に米・FOMC議事録公表が予定されている。米ドル高・日本円安となった強弱性が継続するのか、慎重に静観したい。