昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは61.7ドルまで約0.02%下落。天然ガスも同様に下落となり、前日から1.14%低下。3.37ドル台まで値を下げた。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、唯一下落した銅は、前日から約1.49%低下。5.06ドル台まで値を下げた。
為替市場は、高市新総裁の選出により、急激な円安で週明けがスタートした。米ドル円は2円以上の上窓開始となり、147.515から150.516まで上昇。時間足RSIが90まで高騰した。4時間足では、ボリンジャーバンド+2σまで値を上げており、日足でも同様の値動きとなっている。引き続き米政府機関の一部閉鎖により本日の米・貿易収支発表も延期となっている中、米ドルが対円で上伸するのか注視したい。
本日の指標は、8:30に豪・Westpac消費者信頼感指数、8:30に日・全世帯家計調査、14:00に日・景気動向指数、15:00に独・製造業新規受注、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、21:30に加・国際商品貿易、23:00に加・Ivey購買部協会指数、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:05に米・ボウマン:FRB議長の発言、23:45に米・ミランFRB副議長の発言、24:30に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、25:10に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。なお米・貿易収支は米政府機関の閉鎖により発表延期となっている。対円で上昇した米ドルの上値余地に注意したい。