昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは60.9ドルまで約2.01%低下。一方の天然ガスは前日と変わらず3.43ドル台での横ばい推移となった。主要貴金属5銘柄は銅以外が下落となり、唯一上昇した銅は、前日から0.88%上昇。4.97ドル台まで値を上げた。
為替市場は、NZドルが米国時間で最強となった。NZドル円は85.452から85.980まで上昇。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では、下値を徐々に切り上げ20MA下位から上位へと移行。日足ではRSIが30から反発している。なお本日のアジア時間では昨日高値を更新し、上伸している。
本日の指標は、8:30に日・雇用統計、10:05に日・植田日銀総裁の発言、16:55に独・非製造業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、18:40に欧・ラガルドECB総裁の発言、19:05に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:20に英・ベイリーBOE総裁の発言、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM非製造業景気指数、26:30に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。なお21:30に予定されていた米・雇用統計発表は、米政府機関の閉鎖により延期となっている。原油価格下落も対円で上昇したNZドルの上伸性に注目したい。