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対米ドルで落ち込んだポンドの方向性を注視か

対米ドルで落ち込んだポンドの方向性を注視か

対米ドルで落ち込んだポンドの方向性を注視か
2025.09.26
本日のポイント
  1. 米・ボウマンFRB副議長の発言
  2. NZ・ANZ消費者信頼感指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは65.2ドルまで前日から約0.78%上昇。天然ガスも同様に上昇し、前日比プラス1.90%の3.21ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、上昇幅が目立ったプラチナは、前日から4.69%高騰。1,555ドル台まで躍進した。

為替市場は、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.3465から1.3323まで下落。時間足20MAからボリンジャーバンド-3σに沿って下降した。4時間足では、サポートされていた200SMAを実体足で割り込んでおり、日足では今月安値を更新。RSIが37まで低下している。

本日の指標は、7:00にNZ・ANZ消費者信頼感指数、8:30に日・東京都区部消費者物価指数、21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、26:00に米・ボウマンFRB副議長の発言が予定されている。対米ドルで落ち込んだポンドの方向性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。