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BOE後に強含んだポンドの上値余地を静観か

BOE後に強含んだポンドの上値余地を静観か

BOE後に強含んだポンドの上値余地を静観か
2025.09.19
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本日のポイント
  1. 独・生産者物価指数
  2. 加・小売売上高

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは前日から0.62%低下し63.1ドルまで下落。天然ガスにいたっては、前日から4.79%急落し2.94ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上昇が目立ったプラチナは、前日から1.33%上昇。1,398ドル台を回復した。

為替市場は、昨日発表された英・BOE政策金利発表にて、政策金利が市場コンセンサス通り4.00%の据え置きとなったことで、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は200.039から201.262まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σまで値を上げた。4時間足では、75MAに下値をサポートされつつ反発が入っており、日足では10MAに沿っての上昇トレンドが先月末から継続。年初来高値を更新した。

本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・消費者物価指数、8:50に日・対外/対内証券投資、正午頃に日・BOJ政策金利と声明発表、15:00に英・公共部門ネット負債、独・生産者物価指数、英・小売売上高、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、21:30に加・小売売上高、27:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。BOE後に強含んだポンドの上値余地を慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。