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最強となった加ドルの上伸性に注目か

最強となった加ドルの上伸性に注目か

最強となった加ドルの上伸性に注目か
2025.09.16
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本日のポイント
  1. 英・雇用統計
  2. 欧・鉱工業生産

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは63.0ドルまで約0.45%上昇。天然ガスも同様に値を上げ、前日から約1.04%上昇。3.01ドル台へと移行した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、特に上げ幅の目立った銅は、前日から1.47%急騰。4.72ドル台へと移行した。

為替市場は、加ドル高・米ドル安相場となった。米ドル加ドルは1.3845から1.3766まで下落。時間足200SMAのサポートラインを実体足で下抜け、RSIが18まで低下した。4時間足では、ボリンジャーバンド−3σに沿っての下降が見られ、日足では上値を切り下げながら200EMAに上値をレジストされての反落が入っている状況だ。

本日の指標は、13:30に日・第3次産業活動指数、15:00に英・雇用統計、英・ILO失業率、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・鉱工業生産、21:15に加・住宅着工件数、21:30に米・小売売上高、加・消費者物価指数、米・輸入物価指数、22:15に米・鉱工業生産、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、26:00に米・20年債入札が発表予定となっている。最強となった加ドルの上伸性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。