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週明け月初の通貨相関性を注視か

週明け月初の通貨相関性を注視か

週明け月初の通貨相関性を注視か
2025.09.01
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本日のポイント
  1. 欧・雇用統計
  2. NZ・住宅建設許可

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは64.0ドルまで約0.35%下落。一方の天然ガスは前日から1.17%上昇し、3.01ドル台へと推移した。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日比プラス1.62%の39.7ドル台まで回復した。

為替市場は、先週末金曜日に発表された独・7月小売売上高が前年比/前月比ともに下振れたにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は171.238から172.015まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで高騰した。4時間足では、200EMAからの反発が入っており、日足では20MA直下にてRSIが52付近で停滞している状況だ。

本日の指標は、7:45にNZ・住宅建設許可、8:50に日・第2四半期設備投資、10:30に豪・住宅建設許可、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、15:30にスイス・小売売上高、16:30にスイス・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、英・製造業PMI、18:00に欧・雇用統計が発表予定となっている。週明け月初の通貨相関性を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。