先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは68.0ドル台での推移が継続。天然ガスも大きな動きなく終始。3.36ドル台での横ばい推移となった。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、唯一下落した銅は、前日から0.53%低下。5.59ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、終日米ドル高となった。米ドル円は146.124から147.513まで上昇。時間足75MAに下値を支持されて反発した。4時間足では20MAに沿っての上昇トレンドが発生しており、日足では200EMA上抜けに向けて大きく急騰している最中だ。週明けの米ドルが勢力を維持するのか、注視したい。
本日の指標は、8:50に日・機械受注、13:30に日・鉱工業生産、日・第3次産業活動指数、15:30にスイス・生産者輸入価格、21:30に加・卸売売上高が発表予定となっている。終日強含んだ米ドル円が上値を更新していくのか、米国時間での値動きに注目したい。