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反落したユーロ米ドルの回復余地に要注目か

反落したユーロ米ドルの回復余地に要注目か

反落したユーロ米ドルの回復余地に要注目か
2025.07.08
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本日のポイント
  1. 加・Ivey購買部協会指数
  2. 豪・RBA政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは67.4ドルまで約2.4%上昇。天然ガスも同様に値を上げ、前日から2.2%上昇。3.38ドル台を回復した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、唯一上昇したゴールドは、前日から0.60%反発。3,334ドル台まで値が戻った。

為替市場は、ユーロが対米ドルで反落した。ユーロ米ドルは1.1789から1.1686まで下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-3σまで値が落ちた。4時間足では20MAに上値をレジストされての反落となっており、日足ではRSIが75から61まで低下している。本日の欧州時間にてユーロの反発が入るのか、方向性に注意したい。

本日の指標は、8:50に日・国際収支、10:30に豪・NAB企業景況感、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:00に日・景気ウォッチャー調査、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:00に独・貿易収支、23:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、加・Ivey購買部協会指数、26:00に米・3年債入札、28:00に米・消費者信用残高が発表予定となっている。反落したユーロ米ドルの回復余地をじっくりと観察したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。