昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは67.0ドルまで約2.3%上昇。天然ガスも同様に上昇し、3.48ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったプラチナは、前日から約3.50%上昇。1,419ドル台まで回復した。
為替市場は、弱含んでいた加ドルが米国時間で最強となった。加ドル円は105.028から105.776まで上昇。一昨日の下げ幅をすべて相殺した。4時間足では200SMAが下値支持線として機能しており、反発が入っている。日足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っているため、本日の米国時間でも加ドルが勢力を維持するのか、注目したい。
本日の指標は、8:50に日・対外/対内証券投資、10:30に豪・貿易収支、16:55に独・非製造業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、米・雇用統計、加・国際商品貿易、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注、米・ISM非製造業景気指数が発表予定となっている。回復上昇した加ドル円の上値余地を慎重に静観したい。