昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って上昇となり、株高・金利安・原油の相場展開となった。原油WTIは65ドルミドルでの横ばい推移となった。天然ガスは前日から約1.27%上昇。3.60ドル台まで値が伸びた。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が上昇となり、唯一下落したゴールドは、前日から1.67%低下。3,287ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、ポンドが対円で下落した。ポンド円は198.566から197.724まで低下。時間足20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足では10MAにかろうじて下値をサポートされているものの、日足ではRSIが68まで上昇。ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークに陰りが出てきている状況だ。
本日の指標は、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、8:50に日・小売業販売額、日・百貨店/スーパー販売額、15:00に英・実質GDP、英・経常収支、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感指数、20:30に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、21:30に米・個人所得、加・実質GDP、米・PCE価格指数、22:15に米・クックFRB理事の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。下落したポンド円が回復するのか、米国時間での値動きに注目したい。