昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは65.1ドル台で推移。天然ガスは前日から約3.17%低下。3.57ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅が大きかったプラチナは、前日から3.67%上昇。1,373ドル台まで値を上げた。
為替市場は、日本円が最弱となった。豪ドル円は93.897から94.747まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足ではボリンジャーバンド+3σまで価格が上昇しており、日足では10MAに沿っての価格上昇が先月末より継続している。このまま日本円が弱含んでいくのか、方向性に警戒したい。
本日の指標は、8:50に日・対外/対内証券投資、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、17:00に南ア・BER消費者信頼感指数、18:30に南ア・生産者物価指数、20:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・実質GDP、米・耐久財受注、米・卸売在庫、21:45に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:00に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、26:00に米・7年債入札が発表予定となっている。最弱となった日本円の回復余地を慎重に判断したい。