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最弱となったオセアニア通貨の回復余地に注目か

最弱となったオセアニア通貨の回復余地に注目か

最弱となったオセアニア通貨の回復余地に注目か
2025.06.24
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本日のポイント
  1. 米・S&P/ケースシラー住宅価格
  2. 米・経常収支

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIはイラン・イスラエルの停戦合意を受け、約14%下落。65.0ドルまで値を下げた。天然ガスも同様に下落しており、前日から約5.8%低下。3.76ドル台まで下落した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から3.9%急騰。1,089ドルをタッチした。

為替市場は、終日日本円とオセアニア通貨が最弱となった。他のクロス円が上昇する中、豪ドル円は93.849から94.686の間で推移。20MAをまたいでの値動きに終始した。4時間足でも20MAを中心とした方向感にかける値動きとなり、日足では、かろうじて10MAに下値をサポートされての上昇基調が継続している最中だ。

本日の指標は、17:00に独・IFO景況感指数、21:30に加・消費者物価指数、米・経常収支、22:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・住宅価格指数、米・S&P/ケースシラー住宅価格、22:35に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、23:00に米・パウエルFRB議長の発言、米・リッチモンド連銀製造業指数、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数、25:30に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:00に米・2年債入札が発表予定となっている。最弱となったオセアニア通貨の回復余地をじっくりと見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。